若者のモチベーションを下げる人間を許せない

「ヤマグチくんさぁ、そんなにいい大学を出て、
なんでこんな会社に入ったの?」
「俺がヤマグチくんの年齢だったら、
絶対に転職してるわ。」

これ、私が入社したときに、
ある先輩社員から言われた言葉なんです。

ひどいですよね。
本当にひどい。

この先輩が、
自分の会社や仕事に
何の誇りももっていないことは分かる。

まあ、そこまではいいです。

でも、この人は、
あえてそれを新入社員の前で吐露し、

あろうことか他人のプライドまで傷つけ、
希望にあふれた若者の仕事に対するモチベーションを
著しく低下させているわけです。

私はこんなふうに、ネガティブな感情や思いをまき散らして、
人の、特に若者のやる気を削ぐような行動をとる人が大嫌いなんです。

会社とか仕事に対する個人的なネガティブな思いは、
胸にしまっておいてくれよ。

仮に吐き出すとしても、自分の同僚とか、自分より年上の人に
グチってくれよ。

希望にあふれる若者に対して、
あえて水を差すようなことをいうなよ。

そう思うんです。

当時を思い出して、腹が立ってきました。笑

実際、私はエンジニアとして、
たくさんの希望を抱えて入社したんです。

こんな技術を学んでみたい。
こんな製品の開発に携わってみたい。
こんな資格をとりたい。
ゆくゆくは海外でも仕事をしてみたい。
などなど。

とにかく、
新入社員らしい、
たくさんの夢と希望を胸に膨らませて、
入社したわけです。

そんな人に向かって、冒頭の言動。

私が、どれだけガッカリして、
落胆したか、、、
なんとなく想像いただけるでしょうか。

若い人がもつ純粋な心、
未来への期待、希望。

そういうものを汚す人間を
私は許せないし、
そんな人間には絶対になるまいと決意しています。

そのために。

その先輩社員を反面教師として、、、

個人的なマイナスの感情を周囲にまき散らさないのは当然のこと、
そのうえで自分自身は人生にくすぶることの
ないようにしたいと思っているんです。

いつだってやりがいのもてる、人に誇れる仕事をしていたい。
いつも心に情熱を燃やしていたい。
いつも自分の将来にワクワクしていたい。

そう思います。

そして、自分よりも若い人に、
たくさんの明るい未来を想像させてあげられるような、、、
そんな大人になりたいと思っています。

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