ねー、ちょっと聞いてほしいんです。
久しぶりに人の優しさに触れることがあって、
ちょっと涙がでかけて。
人によっちゃあ、そんなん大したことじゃないじゃん。
っていうかもしんない。
でも、ぼくにとっては、とっても大したことで、
めっちゃくちゃ嬉しいことだったんです。
はて、あなたはどう思うでしょうか。
ぼくね、この1週間、コロナとともにありました。
体内で増殖するウイルスと、
ぼくの免疫細胞が壮絶なバトルを繰り広げ、
最終的にはウイルスが駆逐されるに
至ったわけですけれど、、、
要は、とても大変でした笑
とてもしんどかった。うん。
熱は39度近くまででて、頭はぼーっとしてはたらかないし、
ゲホゲホ咳き込むし、
独身だから横であれこれ面倒みてくれる人もおらず、
食べ物を買いにいったり、
病院にいったりするのも一苦労で。
でね。
当然、大学の授業にもいけないわけです。
うん、当然。
発熱してすぐに病院にいったところ、
コロナ陽性の判定もでちゃってるんでね。
そりゃね、一瞬、本当に一瞬ね。
「あ、これで学校休めるわ、ラッキー!」
って思いましたよ。
そりゃね。
わたしも人の子ですよ。ええ。
でも、あとで後悔しました。
やっぱりコロナしんどかった。
もうみんなマスクつけなおそう?
5類だから、マスクしなくてもおっけー!じゃねえんだ。
だれだ、俺にうつしたやつ。
今すぐでてこいやああああ。
まあ、ともかく、
そんなこんなで、学校を休んでた。
学校を休みながら
ぼくが頭の中で考えていたのはね、
授業のことなんですね。
たいていの授業は、授業で使う資料を
電子データでくれる。
その場合は、大学のホームページにアクセスすれば、
入手できるので問題ない。
ただ、一部の授業では、授業の出席者にだけ、
紙で資料を配ったりすることがあるんです。
そう、ぼくはその紙の資料をなんとしても入手する必要がある。。。
受けれなかった授業の内容を勉強するために。
でね。
「学校の友達に、自分の分も資料とっといてってお願いしないと」
って考えてたんですね。
で、
友達Aくんにそのお願いをしようとしてラインを始めた。
ぼく「実はさ、コロナにかかっちゃって。」
まずジャブをうつ。
大変だね。大丈夫?
とかって言葉が返ってくれることを期待しつつ、
そういう返事がきたら、
その次に資料のことをお願いしよう、
と思考を巡らせる。
そしたらね、
Aくん「え!大丈夫?お大事にね。」
って。
うん、ここまでは予想とおり。
ただね、それに続けてね。
Aくん「資料、とっといてあげるね!」
うわぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーん!!!!
なんてやさしいのおお、あなたはあああ!!
こちらがお願いする前に、
困ってることを先取りしてくれるなんて。。。
うぅ。
うぅ。
・・・
・・・
うわぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーん!!!!大涙
もうね。
人によっちゃあ、たいしたことじゃないかもしれない。
でも、ぼくは、A君の優しさがとても、とーーっても嬉しかった。
もう、コロナで寝込みながらね、
枕が涙でびっちょびっちょですよ。
でね。
また別の友達Bくんは、
学校にこないぼくを心配して連絡をくれて。
それで、ぼくがコロナにかかったことを伝えたんです。
するとある授業のあとで、
Bくん「資料とっといてあげたよ!」
って。
お願いしてないのにですよ。
・・・
・・・
うわぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーん!!!!
みんなやさしいよおおおおお!!!
みんなと友達になれてよかったああああ!!
ありがとぉぉぉぉぉーーーーーーー!!
うぅ。。
ね。
コロナになったのはしんどかったし、
なりたくもなかったけれど、
コロナのせいで、ぼくは人の優しさに触れました。
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