これはぜひね、聞いていただきたい。
ぼくは大人になってから大学に入りなおしたんですけど、
さあ、大学に入りなおすぞってときに、
何をしなきゃいけないか。
まず一番に思いつくのって、
入学試験をパスするための勉強じゃないですか。
目指す大学、学部にもよりますけど、
物理、化学、英語、、、
場合によっては小論文とか。
過去問をみて、自習でなんとかなりそうならいいけど、
それじゃどうにもならなそうなら、予備校を使ったりして準備をする。
それはいい。いいんです。
盲点なのがね。
大学への社会人入学をめざす場合、
たいていエッセイを書かないといけなないんです。
志望動機とか、
なぜその大学でないといけないのか、
を書類として提出しないといけないことが多くて。
これがとってもめんどくさい。
これって、正解がないじゃないですか。
やろうと思えば、いくらでも時間をかけることができる。
それに書きあがったものを自分で読み返しても、
自分のエッセイを客観的に評価するのが難しい。
じゃあ、人にみてもらおうとなったときに、
これまた、誰にみてもらえば、正当な判断が
できるかが分からない。
家族とか、友人とかだって、
なんとなくの感想しかいえないことが多いですからね。。
予備校とかを使ってる人は、
予備校の先生とかにみてもらったりするんですけど、
(ぼくもそうしました
もちろんこれ、たいがい有料ですよ。
予備校もビジネス。
お金とれるところでは、きっちりとってきます。笑
しかも、その場でみてもらうってわけにいかず、
先生にアポとったり、
または郵送で添削してもらったり、
そういう手間もかかるわけです。
お金も時間もかかっちゃう。
これが、鬼めんどくさい。鬼です、鬼がつきます。
しかも、見てもらって、そこでの指摘をうけて、
自分で直してみるとするじゃないですか。
その修正版をみてもらうのだって、
アポとったり、郵送したり、
これまた時間かかりますからね。
でね。
エッセイを作るのに何日も時間をかけていると、
物理とか、化学とか、科目で勉強した知識が、
ポロポロ抜けていくわけですよ。
これね、もう焦燥がつのるつのる。
「エッセイ書いてたら、前に覚えたあの知識が抜けてる、忘れてる。やばい。」
「エッセイがまだ完成してないけど、いったん中断して覚えなおさなきゃ。。」
とか、もう、大変。
とかく時間がない。
とりわけ、会社を辞めることなく、大学への再入学を試みる場合、
仕事が終わって帰宅してから、
もろもろの入試の準備作業を始めることになる。
その場合、独身の人でも、
家で使える時間なんてせいぜい4、5時間。
そのなかで、勉強とエッセイの両方に気をくばって、
勉強は知識をつけ、かつ抜けないよう、
エッセイは満足のいくものができるよう、
準備しないといけない。
そんなのってもう。。。
とまあ、こんな感じでエッセイの準備も大変なわけなんですが、
次、願書(申請書)の郵送もくっそめんどくさかったので、
ぜひお聞きいただきたい。笑
今は、だいぶシステムも変わってきてると思うんですけど(むしろ変わっていてほしい、
ぼくが入試の準備をしていた3、4年前は、
願書を大学に「郵送」で送付しないといけなかった。
書き間違えじゃないですよ。
「郵送」で、です。
つまり、どういうことかというと。
A大学を受けたいとするじゃないですか。
願書を準備して、封筒に入れる。
その封筒には、願書の他、
返信用封筒を入れないといけない。
返信用封筒には、
あらかじめ切手をはり、
自分の家の住所を記載しておく必要がある。
そして封をとじて、
封筒に大学の住所を記載。
これまた切手をはる。
完成と思いきや、
これを「書留」で送る必要があるので、
郵便局までもっていく。
ようやく書類が相手方へ届くと、
大学が、こちらの封入した返信用封筒をお使いになり、
ありがたくも受験票を送付してくださる、という算段です。
で、これをね、1大学につき1回、するわけです。
社会人で大学に再入学する場合って、
複数大学を受験することが多い。
すると、今の作業を、受ける大学の数ぶんだけ
やらないといけない。
ぼくは、6大学くらい、同じ作業を繰り返しました。
もうやってられない。
ちなみに、願書と返信用封筒の入った封筒って、
けっこう重くて、
そのうえ書留で送らないといけないじゃないですか。
すると切手代、書留郵送代などもろもろで、
1郵送につき合計で2000円近くかかる。
たけえよ、おいぃぃ。。。
それにね。
書留での郵送ってね、
平日の昼間とか、郵便局で受け付けてくれる時間が決まってて、
仕事をしている人だと、まずその時間の間にいけない。
で、大きな郵便局なら時間外に対応してくれるけど、
そこは、家からすごく離れてたりする。
だから、書類を郵便局までもっていくのにも、
時間も労力もかかるって問題もありましたね。。
こういうときにやっぱり家族の助けがあると強いんですけど、
ぼくは一人でやりましたねえ。
いかんせん独身ですから。(遠い目)
何度もいっちゃうけど、
もうやってられねえんです。
吐いちゃう。
もうやめようよ。
こんな書類を郵送するなんていうアナログなこと。
なんで物理的に送付する必要があるんだよ。。。
仮に郵送しないといけないにしても、
返信用封筒なんか、
そっちの大学で準備してくれよ。
それくらいいいじゃねえかよぉぉ。
どうせ税金なんだろ、おいいぃぃ。
企業で働いたことある人ならわかると思うんですけど、
封筒を準備したり、
切手を貼り付けたり、
そういう雑務作業って、
それをやってくれる方、っていうのがいるじゃないですか。
庶務係というのかな?
会社員の分業制のすばらしいところだと思うんですけど、
いかんせん、
大学に再入学しようとして、そのための書類を準備しないといけない場合、
ぜんぶ自分でやらないといけない。
家族がいる人なら、多少、協力をあおげます。
ただ、何度もいっちゃいますけど、ぼくは独身だったんですよねえええ。
ぜんぶ一人でやりましたよ。
大変でしたよ。。本当に。
とまあ、もうグチみたいになっちゃいましたけど、
大学の再入学は、勉強以外にも、
やらないといけないことがたくさんあって、
特に、エッセイの準備とか願書の郵送は、めんどくさかったぜえ、、、
ってお話でした。
めんどくさいはめんどくさいけど、
試験にパスした先に広がる未来を夢みて、
みんながんばるんですよねえ。
でも、もう2度とやりたくないです。笑
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