スポーツジムに通ってるんです。
家からチャリで6分くらい。
2年前にできたとこで、すっごくきれい。
防音のためか、ジムは地下にあって、
それがどこか秘密めいていてテンション上がる。(俺だけ?
エニタイムやゴールドジムとかのチェーン店ではなくて、
だからこそオーナーさんのこだわりが随所にみられて。
内装はコンクリートうちっぱなしみたいになってて、
映画ファイトクラブの地下闘技場を彷彿とさせる。
ところどころに古き良きアメリカを思わせるような
ものが飾ってある。
たとえば、
モハメドアリのポスターや、
アメリカの国道の道路脇にあるようなどでかい看板、
アメフトの防具などなど。
更衣室もめちゃめちゃ綺麗でね。
一般的にジムの更衣室って、
どこか簡素で、必要最低限でいいって感じじゃないですか。
適当なロッカーとベンチが置いてあってっていう。
でもそこはね。
木目調で統一されていて、
トイレとは独立に大きな洗面台がある。大きな鏡もね。
さらには、そこにオシャレなハンドソープ、
アロマまで置いてある。
これ、男性更衣室の話なんで、
女性更衣室なんてもっと気を遣われているかもしれない。
前置きが長くなりましたが、
ぼくは、このジムをめちゃめちゃ気に入ってるんです。
よくぞ、わたしの家の近くに作ってくれた。
本当にありがたいし、
このジムがあるからこそ、
ぼくは今の家から引っ越したくない。
それくらい思ってるんですよね。
さて。
ぼくは、いつも本題に入るまでが長い。笑
このジムはね。
トレーナーさんがいてね。
長期契約でなくても、
単発で講習を受けれるんです。
で、ぼくは、以前にね、
あるトレーナーさんの講習、
いわゆるパーソナルトレーニングを受けたんです。
単発で。半年くらい前に。
胸、肩、背中、脚。
どんなトレーニングをしたらいいか。
どういうフォームで行うべきか。
何を食べたらいいか。
みっちりと教えてもらった。
でね。
そのトレーナーさんと、つい最近、
久しぶりに更衣室のところでちゃんと話をする時間があってね。
近況を少し喋ったんです。
そこでのやりとり。
私「今ね。もっと体脂肪を落としたいと思ってるんですよね。
今15%なんですけど、10%くらいにしたい。
そのためには食事制限しないといけないと分かってるんですけどね。
つい食べちゃうんですよねー、ハハハ」
こう言った。
油断していた。
次のアンサーで、ぼくはちょっと虚を突かれた。
トレーナー「ハハハ。
それは、心の底から体脂肪を落としたいとは思ってないんじゃないですか?
なんとしても本当に落としたいと思ったら、食事制限くらいできますもん。」
こういうアンサー。
あくまで表情はにこやかですよ。
ぼくを責めるような口ぶりではない。
でも、なんか刺さりました。こうね。ぐさっと。
ぼくの想像してたアンサーはね。
トレーナー「ついつい食べちゃいますよね。ハハハ。」
くらいのもんだったんです。
なあなあのね。
でもね。
なんかハッとした。
でね。
ちょっと考えてしまった。
ぼくは。
体脂肪を落としたいと本気で思っていないのか。
だから、食事制限ができないのか。
そう問われると、確かにそうかもしれない。
体脂肪を落とさなかったら腕を落とされるとなれば、
物を口に入れるのさえ、ためらうだろう。
なんとしても体脂肪を落としたいなら、
食事制限に頼らなくたって、
有酸素運動の回数、ジムに行く回数をがんがん増やすだろう。
でも、それをしないぼくは、
確かに、「本気で」体脂肪を落としたいと思っていないのかもしれない。
でもさ。
人間だもの。
ねえ、そうでしょ?
食事制限ってつらいじゃない。
ミスドのドーナツ。
スタバのフラペチーノ。
ポテチ。
ビール。
とんかつ。
もういくらでも食べれるよ、わたしは。
えーい、どんどん持ってこーーい!!!!
全部大好きだし、
ちょっとお金さえ払えば、全部口にできる。
こんなに誘惑があふれる世界に生きて、
それを食べないのって、
すごくエネルギーがいることじゃない。
食べたいのに食べれないのってつらいじゃない。
だからさ。
食事制限ができない、っていったぼくに対して、
少しばかりの同情を示してくれたっていいじゃない!って、
そう思っちゃったぞ☆
受験勉強をしないといけないと分かっていても、
ついゲームをしちゃうとかね。
真面目に話を聞かないといけない会議の最中に、
絶対ダメだと分かっていても、つい眠くなっちゃうとかね。
それが人間じゃない。
ねえ、そうでしょ?
ともあれ、そのトレーナーさんを
責める気はないですよ、もちろん笑。
ぼくは逆に尊敬した。
その方はね。
過去にボディビルの大会に出たこともあってね。
それこそ体脂肪を10%以下にするために、
ごりごりの食事制限を経験しているはずなんです。
食事はもちろん水分さえ気を遣ってね。
そういう人からすると、
つい食べちゃうとか、
つい欲望に負けちゃう人をみると、
それは「本気」じゃないんだ、ってことになるんでしょうね。
確かにそうともいえる。。。
ではまとめましょう。
私を含めた、世の中のダイエッター諸君。
痩せたい、といいながら、
つい甘いものを食べちゃう諸君。
本気になれ。
なんとなく痩せたい、のではなく、
期限を決めろ。
目標に達するための食事、運動を考え、
忠実に実行しろ。
食べたいものがあれば、
目標を達成してから存分に食べろ。
本当に「本気」なら、
食べたい気持ちくらい抑えてみせろ。
体重なんかどんどん落ちていくぞ。
ってこれ。
ただの根性論?笑
ちなみにぼくは食事制限で、
1日の摂取カロリーを1800kcalまで抑えてみたんですけどね、
1週間が経過したところで、
気付いたら御座候を2個ほうばってましたね。
ハハハ☆笑
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