気になる人に彼氏が。

前から気になってた人がいたんですけどね。

あ、ここでは、今、わたしにすでにパートナーがいるという事実は
おいておいてください。

パートナーがいようがいまいが、気になっちゃうのは仕方ない。

うん、仕方ない。

それでどうやら、その気になっていた人に彼氏ができたらしいんです。

ぼくは、そのことにショックを受けている。

胸が鈍く、鈍く痛む。

あわよくば乗り換えたい、、、という気持ちがあったのも認めます。

 

もともと、その女子とめっちゃ仲が良かったかといえば、
ぜんぜんそんなことない。

むしろ、口をきいたことすら、
数えるくらいしかない。

だから、相手のことなんか全然知らなくて、

知ってることといったら、
部活は何で、出身地はどこで、とか
そんな表面的な情報だけ。

それも、ひとづてに。

じゃあ、相手の何が良くて、
気になっていたかといえば、、、

それはやっぱり外見なのです。

はっきりいって、とてもタイプだった。

ぱっちりした大きい眼。
長い、さらさらの髪。
清楚な、でも利発そうな雰囲気。
大きな胸。

視界に入ると、どうしても目で追ってしまう。
こちらの動作がぎこちなくなる。
自然体でいれない。

ああ、なんて自意識過剰。

もっと話してみたい、と何度思ったことか、
でも、きっかけがない。

いきなり話しかけても相手をびっくりさせてしまうだけだろうし、
と思っている間に、
彼氏ができてしまったらしい。

あーあ。

悲しい、、、
といいつつ、ぼくには悲しむ資格すらないのだ。

だって、何もしなかったんだから。

なんのアプローチをすることもなく、
ただ指をくわえて、みていただけ。

バッターボックスにすら立たなかった自分。
挑戦することすらしなかった自分。

それは、何も起きなくて当たり前だ。

それだけ魅力的な人なら、
パートナーなぞすぐにできてしまう。

うん、自分が悪い。

欲しいものは、勝手に手元に落ちてきたりしない。

 

ちくしょう。

逃した魚が大きくみえる。

この先、あんなにタイプの人が自分の人生に表れるんだろうか、
と思ってしまう自分がいる。

それくらい、魅力を感じてた、、、

とはいいつつ、所詮は外見だけか。

ちゃんと話してみたら、幻滅していたかもしれない。

そうやって、自分を慰めてみる。

これがいわゆる、すっぱいブドウ。

 

気になる人がいるけど、
なかなか声をかけれなくて、、、

こんなの、思春期ならだれでもとおり抜けるものでしょう?

自分は、中学生・高校生のときにそんな体験をしなかったから、
今、それをしているんだと考えてみてもいい。

むしろ、思春期らしい、いい経験をできたと考えてみる。

これからだ、これからだ。

いろんな経験をとおして、
いろんな感情を経験して、

またひとつ大きくなろう。

ちくしょう!!

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