コミュニケーション能力の低さに落ち込む

なんだか、久しぶりに落ち込んでしまったんですよ。

何かっていうとね、

先日、ちょっとした飲み会があったんです。

同じクラスのメンバー6人くらいで、

最近の近況を報告しあって。

そこで聞いたんですけどね、

自分以外のみんながね、

どんどん友達を増やしているんです。

「〇〇くんと仲良くなって、一緒に飲みにいって~」
とか、

「〇〇ちゃんと仲良くなって、今はあだ名で呼んでるわ~」
とか、

「〇〇くんと仲良くなって、車で送ってもらったわ~」
とかね。

一方、ぼくには、そんなエピソードがない。

で、なんだか少し恥ずかしくなるとともに、

飲み会が終わって、落ち込んでしまったんです。

 

何に落ち込んだのかっていうと、
端的にいうと、自分と周りのコミュニケーション能力の差、
ってことになると思う。

人と仲良くなるスピードというのか。

人に心を開ける力、というか、

人と一緒にいてリラックスできる力、というか。

そういうもの。

ぼくは愛着障害を抱えて生きてきて、
カウンセリングでものすごく良くなったけど、

やっぱり、人と一緒にいると、
相手の出方を伺ってしまうところがあるし、

少し緊張してしまうし、

自分を抑えてしまうところがある。

そんなもんで、どうしても、
人と仲良くなるのに時間がかかってしまう。

長く付き合っていれば、
自分のよさも分かってもらえるし、

人ともうまくやっていけるとは思うのだけど、

やっぱり、周囲と比べると、

人と仲良くなる瞬発力がない。

 

たとえば、初対面のメンバーが集まって、
自分以外の人たちが楽しそうに話していると、
なんだか疎外感を感じてしまうことがあるし、

そこで自分が会話に入っていいのかも迷ってしまうし、

言葉を発する前に考えてしまう。

 

だからね、

こういう、ぼくの心の中での葛藤みたいなものをね、

なんの気にもせず、人とコミュニケーションをとれる人が

心底うらやましいし、

自分がそれをできないことが悔しい。

そして、できない自分に落ち込む。

 

この問題は、カウンセリングでもさんざん話し合ったことなんです。

でね、結局ね、

コミュニケーション能力なんて、一朝一夕に育つもんじゃない、と。

確かにそうなんだ。

大切なのは、無理しないことで、

仲間外れになりたくないから話すのではなく、
話したいときに話す。

焦らないこと。

人と仲良くなるスピードは人それぞれで、
早い人も遅い人もいる。

でも、そこから、本当に仲良くなるかどうかは、
相性の問題で、スピードは関係ない。

だから、、、

これは自分に言い聞かせていることなんだけど、

ゆっくりと仲良くなればいい。

人と比較するのはやめて。

 

それに、自分を見限らない。

コミュニケーション能力が周囲より劣っているのはしかたのないこと。

だって、これまでの人生で、コミュニケーションに費やすことのできた時間が
少なかった。

愛着障害があったから。

ずっと、勉強とか、仕事、宗教とか、
一人で完結できる作業に膨大な時間を割いてきて、

コミュニケーションにエネルギーを注げなかった。

だから、しかたのないことなんだ。

 

ここから、ここから。

またがんばろ。

ああ、いつか、本当になんでも話せるような、

励ましあい、ダメなところは指摘しあえるような、

仲間がほしい。

そういう人が5人もいたら。

もう、人生、勝ちだろう。

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