「違国日記」と「G戦場ヘヴンズドア」より。ぼくはブログを続けようと思う。

大好きなマンガがいくつもある。

そのうちの2つ。

1つは、違国日記(ヤマシタトモコさん著)。

もう1つは、G戦場ヘヴンズドア(日本橋ヨヲコさん著)。

どっちも本当に大好きな作品で、
なんども読み返しているんだけど、

最近、違国日記を読みながら、
気になったことがあったんです。

それは、主人公である、高代槙生(こうだいまきお)の発言。

女性向けのライトノベル?の小説家である彼女がいう。

概ね、こんな内容。

自分より才能の優れた人をたくさんみてきた。
でも、なんらかの理由が生じて、
彼らは書くことを続けられなくなった、、、

これを読んだときにね。

ぼくは先に挙げたもう1つのマンガ、G戦場ヘヴンズドアを思い出したんです。

なんでかっていうと、
同じような言葉を聞いたことがあったから。

G戦場には、作中に日本橋ヨヲコ先生の分身のような漫画家のキャラクターが登場してね、

マンガ家を目指すキャラクターにやはりいうんです。

自分よりもはるかに能力の高い人が、
いろいろな理由で、作品作りを辞めてしまった、、、

 

この符合。

この2つがリンクしたときに、こういう例はマンガ以外にもたくさんあるんだろうな
と思ったんです。

たとえば、将棋の世界でも。

東の羽生、西の村山とよばれた、村山聖。

羽生善治さんはもうめちゃくちゃ有名じゃないですか。

将棋に詳しくない人だってその名前を知ってる。

前人未踏のタイトル7冠全冠制覇。

でも、向かうところ敵なしだった羽生さんにも、

かつて強力なライバルが存在していて、それが村山さんだった。

もう小説にも映画にもなっている話だけど、

この村山さんは病気で亡くなってしまうんですよね。

これこそ、まさに、凄まじい才能をもちながらも、

その才能が病気を理由に発揮できなかった。。。

 

でだ。

結局、こういう話をきいて、ぼくが思ったのは、

1つのことを続けることができる、

ってすごいことなんだな、ってことなんです。

これまでに話したような、天才たちの話でなくともいい。

たとえば、英語の勉強だって、
ランニングだって、
筋トレだってそう。

毎日30分とか、
週に2回とか。

90%以上の人が続けることができない。

時間がない、
飽きた、
病気になった、、、

多くの理由で、それを継続することができない。

だから、

ぼくもあなたも、何か1つのことに興味をもって、

それを毎日とか、週何回とか、何年も、とか、

続けることができるって、それだけですごいことなんだ。

それがもはや才能といっていいものなんだと思うんです。

そして、その継続の結果、

何もしなかった人からは比べものにならないくらい遠くまで到達できると思う。

プロとして、お金をもらえるレベルになるかは分からない。

でも、すごくすごく遠くまでいけると思うんだ。

 

そう思うからぼくは、、、

このブログを続けてみよう、

と思うんだ。

 

ぼくは小さい頃から、小説とか、物語が好きで、

たくさん本を読んできて、

これまでの人生で様々な作品に、

何度も癒しや感動、生きる力をもらってきた。

だから、小説家とかマンガ家とか、
文章をクリエイトする人たちにとても強い憧れがあって、

いつかきっと、

自分も、自分の作品で
人の心を震わせたい、元気づけたい、と思うようになった。

これまで、勉強しかしてこなかったから、
文章を書くことだって、苦手意識だし、

創作なんてしたこともない。

それでも、いつかきっと、って思ってる。

 

そのために、ブログを続けたいと思うんです。

自分の考えていることを文章にすることで、

しょうもない、と笑ってくれる人がいるかもしれない。

ぼくの人生と少し重なる人は、共感してくれるかもしれない。

そういう小さいことを積み重ねて、積み重ねて、積み重ねていったとき、

自分の表現できることが増えて、創作にも手が届くかもしれない。

プロの作家に、、、仮になれなくとも、

より多くの人にぼくの書いた文章が届くようになるかもしれない。

ぼくの文章が少しだけ、読んだ人をほっとさせるかもしれない。

そうなることを願って、

やっぱりぼくはブログを続けようと思うんです。

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