2024年の年の暮れ。

2024年ももう年末ですねえ。早かったなあ。
家族は外に出ていってしまったので、実家のこたつの中で一人、ちょいと1年を振り返ってみる気持ちになったのでね。
よし、振り返る。

なんだか忙しない一年だったな。

ぼくは今、医学生でね。今年はずっと病院実習をしていて。1か月とか、1週間とか、そういうスパンで次々と診療科を変えて実習するっていう、ローテーションをしていたんですよね。実習といっても、先生の診察を見学させてもらったり、担当になった患者さんに簡単に問診させてもらったり、ね、そんなに大したことをするわけじゃないし、学生なので、そもそも大したことをできない。

だから、身体的にしんどい、というのはなかったのだけど。
精神的には、けっこう心が落ち着かなかった。

というのもね、診療科を変わるたびに、実習をするグループメンバーの編成が変わるんですね。当然、一度も話したことのない、初対面の人と、同じグループになることもあるわけで。やっぱり緊張しちゃう。自分以外の人たちが楽しそうに盛り上がっていたりすると、その会話に入っていかないと陰気なヤツと思われるんじゃないか、と思っちゃったり。ほとんど話したことない人とペアになって患者さんのところにいくときとかは、頑張って、元気な話しやすい人を演じてみたり、とか。そういうのを、短いスパンでコロコロとやっていたから、心が落ち着かなかった。初対面の人とすっと仲良くなれちゃうような、コミュ強の人なら、こういうストレス、ないんだろうなあ。

それに、とても気になっている、好みのタイプの子と、同じグループになったこともあったんですよね。もちろん、これまで一度も話したことがなくて。ただ、同じグループになったとはいえ、結局あんまり話す機会もなかったのだけど。もう意識しちゃって、自然に振る舞うことができなかったな。話してみたい、でも、こんなこといったら変に思われちゃうかな、とか。そんなことを頭の中でぐるぐる考えちゃって、結局、話しかけられない、とかもあったな。あれ、ぼくはまだ中学生かい?思春期なのかい?そうだよ、きっと。ぼくにまだ大人の振る舞いなんて、期待されても困る。愛着障害があって、まともな中高校生を送れなかったんだから、まだまだ子供だよ、ぼくは。自意識過剰がすぎるんだ。

でもね、こういう、これまで話したことない人と話す機会がたくさんあったおかげで、仲良くなれた人もいたんだ。これは、自分にとって、とても大きなこと。その子は、実習でペアになったのをきっかけに仲良くなって、一緒に勉強したり、昼ごはんを一緒に食べたり。釣りを趣味にしてる子でね、ぼくも行ってみたいっていったら、連れてってくれて。釣り自体はあまりハマれなかったのだけど、誘ってくれたことがとても嬉しかったんだ。真面目な子だし、誰にも分け隔てなく接する、オモテウラがない子で。めっちゃ明るく元気、っていうタイプじゃないんだけど、好きなこととかやりたいことの芯がしっかりあって、皆から愛されてるんだ。とっても魅力的。この子と仲良くなれたのは、今年のとても嬉しい出来事の一つだな。

大学での病院実習の他に、夏とこの冬に、長期休みを利用して病院見学もさせてもらったな。もう来年には、面接を受けて就職先を決めないといけなのでね。見学してみて、病院の方と話をさせてもらうと、病院の雰囲気とか、すごいよくわかる。ここの病院の人たちは、まじめな人が多いな、とか、優しそうだな、とか、きつそうな人が多いな、とかね。

ある病院でね、ぼくが、○○科に進みたいと思っているんです、といったんですよ。これは本音でね。実は、その病院は、ぼくが志望する科がとても強くて有名らしくて。そしたら、それを聞いたドクターがね、「君、それ本気で言ってるの?本気ならいいんだけど、就職活動で有利になるために口先だけでいう人が多いからさ。」って。なんだ、こいつ、って思ったよね。イヤミったらしいでしょ?しかもそのドクターは、その○○科のドクターでもなく、その病院で働き始めてまだ間もない人なんだぜ?なんで、そんなに偉そうなんだよ、って。就職活動って、第一志望じゃないけど、第一志望っていったり、そういうことするじゃん。そういうもんじゃん。自分だって、そういうのを経たクセに、自分の就職活動が終わった途端、後進の人間が同じことをやろうとしたときに責めてくんなよって。ムカつくよな。

とまあ、そんなこともあったなあ。

 

今、ふとね、この一年でどれくらい記事を書いたんだろうって計算してみたらね、75記事。

こうして数字でみると、よく書いたな。しんどいときとか、ブログに吐き出すこともあったりして、ネガティブな記事も多かった。やっぱり、人に話すのが一番なんだけど、文字にするだけでも、だいぶラクになるんだ。自分で抱え込んじゃうとダメですわ、やっぱり。大変なことは、吐き出すこと、外に出すこと。これがめちゃめちゃ大事。本当に。

ブログには、おもしろい海外ドラマとかマンガとか、映画をみて、その感動を書くことも多かったな。グッドウィルハンティング、海街diary、シェフ、とかね。ぼくはやっぱりあったかい映画が好きだ。人の愛情を感じられるような。人の温かさを感じる、とともに、ぼくも、人との間にそういう関係を作っていきたい、って思うんだよ。憧れるんだ。今はまだ、そこに向かっている途中。まだ、愛着障害をひきずっているから、人のちょっとした言動とか行動で傷ついて、自分の殻に閉じこもっちゃたりする。でも、それでも、傷ついて落ち込んで、泣いて、ってしたあとにね、また一歩踏み出す、そういうのを続けていきたいなって思うよ。

あとは、2023年の年末から半年くらい、とある女性と付き合って結局別れたのだけど。楽しかったな。あまりに頻繁に電話をかけてきて辟易したこともあったけど、今振り返ってみると、楽しかった思い出がたくさん蘇ってくる。もうとにかく明るくて、元気な子でね。それに、顔がとてもタイプだった。眼がパッチリしてて、ショートカットが似合う子でね。感情の起伏が激しかったけど、たくさん元気をもらったな。その子が、ぼくの顔がすごくタイプって言ってくれたのも嬉しかった。性格じゃなくて、顔ですよ。顔。イケメンとか言われることもあったけど、そのへんの人が言うのってお世辞もあるじゃないですか。そうじゃなく、容姿をストレートに褒められたのが嬉しかったんだよね。自信になった。

それにね、その子にすすめられて、ヒゲ脱毛とか全身脱毛を一生懸命にした一年でもあったな。脱毛歴一年目。やってよかったなあ。ヒゲはね、いくら綺麗に剃っても青髭みたいになるのがコンプレックスだったんだ。でも、どうしようもないと思ってた。ところが、、脱毛によって、ヒゲの根元からなくしてやるとね、青髭がなくなったんだよなあ。よかった。整形もそうだけど、お金で、コンプレックスを解決できるなら、いいじゃん、って思うんだよね、ぼくは。ぼくは、やってよかったなって思うよ。

とまあ、思いつくままに、つらつらと書いてきたのだけど、たぶん一番大事なことを書かなきゃ。

ちょうど1年前に3年間続けてきたカウンセリングを終えたんだ。だから、カウンセリングなしでこの1年を過ごしたことになる。はじめはやっぱりすごく不安だった。気持ちが沈んだとき、ああ、こんなときにカウンセリングを受けれたらな、ってこともたくさんあったよ。で、そんなとき、ぼくは、その辛いこととか、大変なことを人に話すようになった。これは、カウンセリングの前と後でのね、すごく大きな変化。人に話せる範囲で話す、ブログに書ける範囲で書く。自分一人で抱え込まないように気をつけるようになった。

サマーウォーズでも栄おばあちゃんが言ってた。一番いけないのは、お腹を空かせていることと、一人になることって。一人になっちゃいけない。

カウンセラーさんも言ってたんだ。一人でなんでもできるようになるのがゴールじゃない、必要なときに人に頼れることが大事なんだって。で、ぼくは、そのとおりに実践した。辛くなったら、元の職場の先輩に話したり、前の大学のときの友人に話したり、クラスメイトに話したり。ブログに書いたり。とっても大きな変化だよね。これはぼくの成長だと思うよ。

来年もね。こうやって、少しずつ、成長していけたらいいな、って思うよ。もし、本当につらくなってしまって、しんどくなったら、またお世話になったカウンセラーにアポをとって、カウンセリングしてもらおう!笑

さあ、晩ごはんの時間だ。ごはんを食べる。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました