愚痴だらけの記事なのでご注意をば。
この夏、ちょっとだけ実家に帰ることにしたんだけど、
母親にとても腹の立つことがあった。
なにかといえばね、
せっかく実家に帰ってくるのだから、
ぼくを連れて親戚に会いに行きたい、というんです。
顔くらい見せないと相手に失礼だ、というんです。
いや、知らねーよ、と。
せっかく、遠路はるばる帰ってきてゆっくりしたいのに、
タスクを増やすんじゃねーよと。
こっちはね。
たまには顔をみせないとかわいそうかなー、と思って、
実家に帰ろうと思ったわけです。
この純粋な優しさから生まれた行動に対して、
「せっかく帰ってくるのなら、これもしてほしい。」
っていうように、あれこれ要求されることに
めちゃくちゃ腹が立つんです。
親戚に顔を出してほしい。
親戚に手土産を買ってきてほしい。
いや、だったら、最初から実家に帰らねーわ。
こっちの純粋な気持ち、思いを踏みにじられているように感じる。
息子の顔をみるだけでは不満ですか?
満足できませんか?
これがね。
もともと、ぼくと親の関係が良好で、
強い感謝の念をぼくが持っていたなら違うのかもしれない。
親のお願いの一つや二つ、聞いてあげようって
気持ちにもなるのかもしれない。
でも、違う。
親子関係は記事にもしてきたけど、
ぼくは親から愛情らしい愛情を受け取った覚えがない。
父親は仕事だけで、こどもに話しかけることもなかったし、
母親は宗教活動に一生懸命で、専業主婦だったけど家を空けていることも多かった。
宗教の影響でぼくは、道徳でガチガチの価値観に染まり、子供らしい青春時代を過ごすことができなくて、愛着障害にもなった。
そんなわけで、親への感謝の念がとても希薄。とてもとても。
大人になった今、
ぼくが親に対して、何かを要求することはほぼないのだけど、
親はぼくに対して、今回のごとく、なんやかや要求してくる。
そのことに、はらわたが煮えくり返る。
何も与えてくれなかった人間が、
俺から何かを得ようとするなと。
こんな思いを抱えていてもなお、
それでも年に1回くらいは顔を見せようかなーなんて、
ふと思うわけですよ。
のちのちになって、
もう少し会話すればよかった、とか、
会っておけばよかった、とか、
後悔したくないからね。
で、実家に帰ることにしたのだけど、
上記のやりとり。
もう冗談じゃねーよと。
俺に何も要求すんな。
何も期待すんな。
そう思っちゃう。
何がムカつくって、
後出しジャンケンなんだよな。
親戚に一緒に会いにいってほしい、とか、
○○してほしい、とか、
そういう、親の要求がはじめから分かっていたら、
そもそも実家に帰らなかった。
いざチケットをとったり、段取りを決めたりしたあとで、
実は、、、、みたいに、
後から後から、いろいろ要求を出してくる。
それがムカつく。
ああ、ムカつく。
こんなことなら、
実家に帰ろうなどという気を起こさなければよかったか、
なんて後悔の念すら湧いてきちゃうわ。
まあ、その次から次へと出てくる親の要求を、
すべてはねつける、断るっていう選択肢もあるか。
親は不満げな顔をし、
気まずい空気になるのが目にみえる。
とはいえ、それを回避するために、
自分を犠牲にして親に尽くすのもおかしな話で、
今度は自分がかわいそうだ。
って考えると、
やっぱり、そもそも実家に帰らない、ってのが、
ベストな選択になるのではないか。
このくらいの親に対する不満は、
世間でもままあることなのかなあ。
マンガ「違国日記(ヤマシタトモコ著)」でも、親、親戚付き合いがめんどうくさいから、
実家にまったく帰らないって言ってる人もいたしなあ。
自分だけじゃないのか。。
そう考えると、ちょっと心が落ち着いてくる。
とりま、今年の年末年始は実家に帰らなくていいね。
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