過去記事にこんなことを書きました。
要約すると、
水泳を上手くなりたいのに、
通い始めたスイミングスクールのコーチは教える情熱もスキルもなく、
まったく上達しない。
こちらの情熱は空回りするばかりで、とても困っていると。
しかーーーーーーーし!!!!!!
やっと見つけることができたんです。
素晴らしいスイミングコーチを。
家から少し離れたところにある市民プールに行ってみたとき、
たまたま、マンツーマンレッスンをしてくれるっていう張り紙をみたんです。
もう迷うことなく申し込みましたよね。
即断、即決。
どんな先生かは分からなかったけど、もう打つ手がなく、
万策尽きていたし、
よいコーチだったら、めっけもんだと、それくらいの気持ちで申し込み。
結果、めちゃくちゃよかったんです。
ちなみにコーチの年齢は50歳手前くらいかな、、で男性。
教えることに熟練しているオーラはすぐに感じた。
で、もうすでに4回ほど、受講したんですけどね。
何がいいって、
・教えることに対する情熱を感じる。
・ぼくの何が悪いかを明確に指摘することができる。
・どうすれば改善できるかを具体的にアドバイスできる。
・その場しのぎでなく、長期プランに基づいて、一つ一つステップアップするプランを提示できる。
・ぼくの疑問に明快に回答することができる。
・そして、最後に、だがとても重要なこと、、、話しやすくて好感がもてる。
これですよ。
ああ、、やっと出会えた。
もう絶対にこの人を手放しちゃいけない。
はじめはクロールで100m泳げるようになるまで教わるつもりでいたけど、
あまりにもレッスンが満足できる内容なので、
いっそのこと、クロールだけでなく、4泳法をすべて習いたいな、と思ってる。
それだけの価値がある。
しかもね、市民プールが提供しているレッスンだから、
マンツーマンの水泳指導を謳う民間の水泳塾より3割くらい安いんです。
言うことなし。
大満足。
本当に嬉しい。
だって、半年間、スイミングスクールで習ったよりも、
今回、出会ったコーチの1時間のレッスンの方がずっとずっと上達したんだよ?
自分のフォームの何が、なぜ悪くて、どうすればよいか、を理解させてもらえるし、
指導を受けたとおりのことをしてみると、
てきめんに泳ぎやすくなり、上達しているのがわかる。
つくづく、いい指導者につくことがどれだけ重要かってのが分かるよね。
指導者の重要性ははなから分かってたんだけど、
どこにそういう指導者がいるのかが分からなかったんだよねぇ。
今回、素晴らしいコーチに出会えたのもまったくの偶然だし、
当時だって、ネット検索、インスタ、Xを駆使していろいろ調べた。
それでも、この人!って人を見つけることができず、
家の近所のスイミングスクールに通ってみることに決めちゃったんだよね。
体験レッスンを受けた時点で、違和感は感じてたんだ。
先生が生徒を泳がせるだけで、
個々に対する、「もっとこうした方がいい」っていうアドバイスが全然ないな、、、って。
生徒が明らかにフォームの悪い泳ぎをしているのに、
先生が何もいわない。
え、これって大丈夫?って思った。
本当に上手くなれるの?って不安になった。
でも、そのスクールに通うしか選択肢がなかったから、
通ってみた。
5人くらい、いろいろな先生からレッスンを受けてみたけど、
大差なし。
教えてくれないなら、こっちから聞きにいけばいいと思って、
積極的に質問してもみたけど、
返ってくるのは「手はまっすぐ伸ばして」とか「腹圧を入れて」とか抽象的な言葉ばかりで、
自分に即したアドバイスは一つももらえず。
言われたことを先生の目の前でやってみるけど、
それに対する明快なフィードバックもなく、
「うん、まあ、そんな感じで。」
などとお茶を濁される始末。
自分が出来ているのか、出来ていないのかも分からない。
グループレッスンだからしょうがない、という意見もあるかもしれないけど、
それにしても、あまりにも先生が助言をくれないのは、やっぱりおかしいと思う。
「レッスン」という名前で、サービスを提供しているんだから。
でも、これを半年間、続けたんだよ。
よく頑張ったと思いません?笑
レッスンを受ける以外にも、
自分でも時間をみつけては泳ぎ、
それでもまったく上達しないから、
もう我慢の限界に達してたよ。
さすがに。
もうスイミングスクールに対する怒り、憎しみと
閉塞感で心がいっぱいだった。
ああ、なんだったんだろう。
この半年間を返せ。
本当に時間のムダだったと思うけど、
もがいた時間もなにかに活きてくると、信じるしかないよなあ。
ひとまずは!
ようやく出会えたコーチの指導をしっかりと吸収して、
4泳法のそれぞれで100m泳げるようになってやろうと意気込んでいるのです。
ところで、
今回のコーチに出会うまでの苦労。
これって、愛着障害の克服を専門とする素晴らしいカウンセラーさんを発見するまでの苦労にとてもよく似ていたな、、、
ってしみじみと思った。
事の重大さは、
コーチングの対象が「水泳」と「人生」で全然、違うけれどね。笑
水泳をどうしても上手くなりたいのに、
どうしていいかが分からなかった、、、、のと同じで、
愛着障害をどうしても治したいのに、
どうすればそれを克服できるのか、改善できるのかが、まったくわからなかった。
自分で精神医学、心理療法の本も貪るように読んだし、
有象無象のカウンセラーのカウンセリングを受けたけど、
自分の葛藤、熱にまっすぐに応えてくれる人にどうしても出会うことができずに、労力も時間も浪費した。
そして、やっと出会えた。
カウンセラーさんも、スイミングコーチも、出会えたのはまったくの偶然で、
その意味では、ぼくは幸運だと思う。
そう、幸運だ!
その出会いがなかったら、ぼくはいまだに自分の人生を無為に消費していた。
そう考えると、今回も、素晴らしいコーチとの出会いに感謝して、
スクールにかよった半年間をいたずらに悔いるのは控えよう。
ポジティブに考える。
年内の間に、どこまで上手になれるかなー!
それが楽しみだ。
p.s.
コーチのおじさんの鼻毛がいつも飛び出しているのはご愛嬌。
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