自己紹介

はじめまして、ヤマグチユウキといいます。

無数にあるサイトの中で、私のブログに目をとめていただいて、
本当にありがとうございます!

いじめを原因として、生きづらさを感じるように

小学校3年のころ、少しずつ太りはじめ、そのことが原因でいじめにあうようになりました。

いじめっ子の複数人から、容姿をからかう悪口や陰口を執拗にいわれました。

また、自分のペンケースや持ち物をとりあげられたり、
小突かれたりといったこともありました。

その頃の私は、周囲からのいじめを跳ね返すだけの強い自尊心を持ち合わせていませんでした。

いじめっ子に対して反撃することはとても難しくて、どんどんと縮こまっていきました。

やがて、

「ありのままの自分には価値がない。」

「自分を繕わないと、周囲から受け入れられない。」

こんな感情をもつようになりました。

そして、人の集団の中で、自然にいる、ありのままでいる、
とういうことができなくなりました。

自分が本当に感じたことや思っていることを素直に表現することは、
とても危険なことでした。

それが周囲と異なっていたら、また悪口をいわれ非難され、
いじめの標的になるからです。

こうして、自分の本当の思いに、ふたをするようになりました。

先生や周りの人の考えを察知し、そこから外れないように行動するようになりました。

「先生はどういうだろう。」
「周りの人はなんていうだろう。」

こんなことをいつも考え、周囲の顔色を伺っては迎合していく、
そんな姿勢を身に着けていったのです。

人と一緒にいても、自分の本心からでた言葉や行動は一つもありません。

やがて、自分が本当は何を感じているのかさえ、分からなくなっていきました。

外からは普通の人に見えます。しかし、人と関わっているときは、自分の感情を無視し、
その場にふさわしい行動、言動を脳内で探し続けています。

心の休まる暇はありません。

人と交流することは、私にとっては単に自分を疲弊させる行為であり、
ただただ苦痛なものになっていきました。

自分を守るためにしたこと、それは勉強。

人と上手くコミュニケーションがとれない自分がしたこと、それは勉強でした。

幸運なことに、小さい頃から兄とともに塾に通っていた私は、
人並み以上に学校の勉強ができました。

テストの成績がよければ、周りが褒めてくれる。先生も褒めてくれる。
コミュニケーションをとることが苦手でも多めに見てくれる。

集団の中で自分の存在価値を作るための唯一の方法が勉強でした。

小学校、中学校、高校、大学と、ひたすらに勉強を重ねました。

だから、学校の成績は総じてよかったですし、周囲からも順風満帆にみえていたことと
思います。

ただ、その体面を取り繕うためだけの勉強は、
学問に対する純粋な好奇心や学ぶ喜びを与えてくれることはありませんでした。

本当の思いと回復の兆し

私は、人とまともに交流できず、勉強しかとりえのない自分に深く絶望していました。
一方で、人との深いつながりを、心の底から強く求めてもいました。

もう自分の人生も諦めようとしていた頃、それは社会人として30歳も過ぎた頃、
私に素晴らしい出会いがあったのです。

その人は、私自身が本当に感じていることや思っていることを表現することを求めました。

周囲の思惑に沿った行動でなく、また社会常識にのっとった行動でもなく、
本当に自分が思っていることを伝えてほしいと、その人は私に言いました。

それは、自分にとって大きな衝撃でした。

この人には私の気持ちが見破られていたんだと恥ずかしくなりました。
と同時に、本当の自分の気持ちって何だ?と初めて、本当に初めて、
真剣に考えるようになりました。

こうした出会いから、私は自分の感情や思いに目を向けるようになり、
そして、それを表現することを学んでいきました。

そこからです。私の人生が少しずつ変わり始めたのは。

自分の本当の気持ちをすくいあげ、それをきちんと表現するようになると、
少しずつ自尊心のような感情が芽生え始めました。

まだまだ途上ではあるのですが、明らかに以前よりも心が穏やかになり、
生きづらいといった感情も薄れていったのです。

ブログをかくことになった動機

私は臨床心理士でもなければ、カウンセラーでもありません。
このため、生きづらさを感じている人の心を癒し、治療することはできません。

ただ、そう感じながら生きている方に、
「同じような思いをして生きてきた人がここにいるよ!」
と伝えたかったんです。

私は、これまでの人生、自分の感情や思いを周囲に表現することなく、
生きてきました。
このために、自分の思いは人と共有されることもなく、
常に深い孤独感を感じてきました。

「自分の気持ちに共感してくれる人がほしい。」

これまでに何度考えたか、分かりません。

自分が本当に必要としていたものを、同じ苦しみをもつ方に与えることができたら、、、
それはとても素敵なことだ、と思ったんです。

このブログがそんな役割を担えたら、、とても、とても嬉しいです。

ブログ名の由来

孤独感に震えながら社会に対峙していくことは、さながら圧倒的多数の敵に立ち向かっていく、
ゲリラ戦をたたかう兵士のようでした。。

そんな経験を、このブログで語っていきたいと思っています。

とここまで、真剣な語りになりましたが、日常でおこる、たくさんのくだらないこと、ふざけたことも
書いていく予定ですので、ご了承ください笑

どうぞよろしくお願いいたします。